バスキュラーアクセス(vascular access)
呼び名
バスキュラーアクセスとは?
- 血液透析を行う際、血液を体外に導き老廃物などを浄化した後、体内に血液を戻す方法を体外循環。
体外循環に用いる際の血液の出入り口のコト
患者自身の動静脈間に血流を流して透析を行う
内径静脈から上大静脈の右心房近位
カテーテルの長さ:15〜20cmのものを使用
- そけい静脈から下大静脈
カテーテルの長さ:25cm
赤or白=脱血管 (動脈側)
青=送血管 (静脈側)
その他の色(茶色等)=側管的ルーメン
目的
中心静脈カテーテル:「薬剤の投与」を目的
ブラッドアクセス:「抜血」と「送血」が目的
透析日と非透析日のヘパリンフラッシュ
透析日 (透析看護師が実施)
透析回路内にヘパリンやハンプ、ウロキナーゼといった、抗凝固薬や抗血小板薬を使用
非透析日 (病棟看護師が実施)
ヘパリン1000単位(※病院によって素性は違うかも)を使用したヘパリンフラッシュを実施します。
ヘパリンロックを実施するときに空気を入らないようにするのはなぜか?
塞栓リスクがあるから!
※シャント増設予定があれば、その部位は避ける
ex)右でシャント増設予定→左で血圧測定を徹底